鬼瓦を作るのに設計図はなかった?!鬼瓦について解説します

鬼瓦
目次

鬼瓦とは何か

ふと見上げた時に見たことありませんか?屋根の上の棟に設置されている鬼の顔や波、雲のデザインなど装飾瓦のことを鬼瓦(おにがわら)といいます。

地域によってはあまり見ないかもしれませんが、主に寺院や神社、古民家などで目にすることが多く、現代では和瓦屋根で使用している住宅もあります。

鬼瓦は日本発祥ではない?!

もともとはギリシャ神話のあの蛇髪の怪物メドゥーサが起源とされていて、その恐ろしい形相で『魔除け』シリアのパルミラ遺跡などに見られるローマ帝国の史跡でメドゥーサの装飾が入り口の上に設置させていたことが、起源といわれている。恐ろしいものを設置することで魔除けや厄除けになるとされていました。

なぜ『鬼』の顔が使われるのか

ギリシャ神話ではメドゥーサが入口に設置されていましたが、日本では恐ろしいもの【鬼】となったようです。

恐ろしいものを置くことで恐ろしいものから守る!鬼の力で魔除け、厄除けなどの願いが込められていたそうですが、その恐ろしい鬼瓦で近隣を威嚇するようにも見えたり、怖がられるようになったため七福神など縁起のいいものをイメージした色々なモチーフをした鬼瓦を使用するようになりました。

当社の入り口に設置してある鬼瓦です ↑

鬼瓦の役割とは

鬼瓦は魔除け、厄除けだけじゃない

鬼瓦は屋根の棟の端の取り付けるため、雨水が建物の中に侵入するのを防ぐ役割もあり、また棟瓦のズレを防止し、屋根全体を長持ちさせてくれる重要な役割を果たしてくれています。

種類は何百種類もある?!

鬼瓦には伝統的なもの装飾的なものまであるそうです!

古代鬼瓦・鬼面

鬼の顔を模した鬼瓦で、2種類の顔があり鬼が口を開いたもの、口を閉じたものがあり、寺院などでよく見られる。

設計図面がなく鬼瓦作りの職人【鬼師】が頭の中にあるイメージだけで粘土から一つひとつ手作りされている!!

影盛鬼瓦

屋根の棟の先端に取り付けられる鬼瓦で、屋根の形状や好みに合わせて様々な種類があり、蔵などに多く用いられていて鬼瓦自体をより大きく、立派に見せるための伝統的な装飾技術の一つです。

いざり鬼面

左右の棟の高さが異なる屋根に使用され、片方が切り取られた形状に特徴があり、落ち棟部分の陸棟などに使用される。

若葉鬼瓦

若葉模様があしらわれている鬼瓦です。

覆輪型鬼瓦

雲を表す装飾から、火除けの願いが込められていて、民家の屋根に多く使用されている鬼瓦です。

蔓若葉鬼瓦

鶴のデザインがあしらわれていて、シンプルな屋根によく合う。

京履輪鬼瓦

雲や波をモチーフが特徴的で、京都の伝統的な住宅の屋根によく見られます。

現代の鬼瓦

まだまだ種類が多い鬼瓦ですが、近代住宅は洋風な住宅が増えてきているため、使用率は大幅に減少傾向にあるります…ですが、

今では屋根の上だけじゃない?!

近年では屋根用の大型鬼瓦だけでなく壁掛けや置物など、インテリアの一部として飾れる小型のものも制作されていてデザインも様々で鬼瓦ワークショップやアクセサリーまであるそうです!

日本の伝統が少しでも多くの人たちに広がっていることは嬉しいことですね♪

たくさん種類がある鬼瓦、旅行に行った際にふと見上げると見えるかもしれません!鬼瓦探し旅も楽しいかも?!

こちらの写真は先日奈良を訪れた時に、ふと見たときの瓦屋根です

いろんなたち、模様に角度!ふと入ったお店の屋根を見たり楽しかったです!

当社の施工事例もぜひご覧いただき、瓦屋根に不安、興味がある方は当社にご連絡ください☆

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